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結婚生活で孤独を感じる不安な女性達へ。カサンドラ症候群の実録!

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カサンドラ症候群

結婚生活で常に孤独を感じていませんか?受け入れてもらえてないような感覚。分かり合えないような不安。結婚して一緒に生活しているのに、支え合ってる気がしない。

 

初めましての方も、また来てくださった方も、こんにちは!

結婚しているのに、ひどく孤独を感じ不安な気持ちで暮らしていませんか?

ある日常の些細な会話

今日のお弁当、美味しかった?

うん

お弁当のおかずで好きなものは?

時間がなくて詰め込んでる感じだから、なんでもいいよ

● ● ● ●

 

今日のアメトーク、面白そうだよ

そお

リアルタイムで観る?録画する?

そのうち観るから録画しといて

 ● ● ● ●

 

些細な会話とお思いでしょうが。

こんな会話ばっかり繰り返されると、知らないうちに病んでしまう。

否定されてる感がうっすらと積もっていくの、わかる?

お弁当を楽しく作ろうとする奥さんに

なんでもいい、とか。詰め込んでるだけだ、とか。

心がチクッってするんだよ。

その時はね、あ、そっか~って元気に返事するんだけどさ。

チクッチクッ。

 

アメトークね、一緒に観たかったんだよ。

今晩、リアルタイムで観ちゃう?

それとも、録画しておいて、ゆっくりした日にでも観ようか?

ワクワクして聞いてみたのよ。

そのうち、とか。残念なワード使ってくるからね。

それも、ひとりで適当に観とく的な。

心がチクッってするんだよ。

その時はね、あ、じゃ録画しとくわって笑顔で言うけどさ。

チクッチクッ。

 

結婚して、一緒に暮らして交わす会話がいつもこう。

心にチクッと小さなキズが残る。

その時、その場で流せない程度でもないからね。

激怒するほどのことじゃない。

だから、

気にしないようにしようとするけど、キズは残るんだよ。

小さいけど、確実にキズの数はどんどん増える。

あらゆる会話の中で、残念な気持ちとともにキズが増える。

肯定感を得られない。

共感してもらえることもない。

共存も感じない。

通じ合ってる気がしない。

 

なんとなく体調が悪い感じがする。

時々、頭痛がする。

やる気もなくなってきて、なにもかも面倒になってくる。

 

そのうち、背中が痛くなる。

足も腰も痛くなってくる。

頭痛がひどくなってくる。

慢性的に下痢になる。

 

カサンドラ症候群に陥っているのに気が付かない人が多い理由は、些細なキズだから。

何がなんだかわからないうちに孤独なカサンドラ沼にはまっていくんです。

カサンドラ症候群とは

カサンドラ症候群って、全然メジャーじゃない。

ディズニー映画なら、悪役の女王様みたいな名前だし。

 

カサンドラ症候群とは?アスペルガー症候群の家族がいる人が注意したい症状・対処法まとめ | LITALICO(りたりこ)発達ナビ

カサンドラ症候群とは?

カサンドラ症候群の症状

カサンドラ症候群の原因

カサンドラ症候群になりやすい人は?

カサンドラ症候群の対処法はあるの?

カサンドラ症候群について、このサイトに詳しく書いてあります。

結婚生活で孤独を感じているなら、ぜひ読んでみてください。

 

めでたく結婚しました!あれ?なんか孤独感が強いです。

あれれ?なんか気分がすぐれません。

どうしたのかな?最近、頭痛がひどいです。

あ!そうだ!これはカサンドラ症候群ですね!

なんて、簡単にたどり着かないんですよ。

迷路に迷い込んだような感覚なんです。

知らないから、推測のしようがない。

 

相手がアスペルガー症候群かも!と気がつくにはアスペルガー症候群を知らないと、わからないし。

だから、カサンドラ症候群かも!なんて答えにたどり着くのは、山越え谷越え。

ついでに運もあるんじゃないかとさえ思ってしまう。 

だから、ひとりでも多くの女性にね、カサンドラ症候群というものを知って、その状況に気が付いて、抜け出してほしいと思ってるんです。

 

アスペルガー症候群のパートナーが全て、カサンドラ症候群になるとは限りません。

マイペースで人の気持ちがわからない。

アスペルガーの人は一般的にはそう言われています。

そういう脳のつくりなんです。

だから、一緒に暮らす人はカサンドラ症候群になりがち。

我慢し続けると回復に時間がかかります。

 

次に紹介するのは、友人の結婚生活の話です。

結婚に夢と希望を持って

亜希ちゃんは交際半年で結婚しました。

彼は亜希ちゃんと同じ27歳。

彼はとても真面目に働く人で、本やゲームが大好き。

 

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結婚後

亜希ちゃんは、結婚して彼の住む茨城に引っ越しました。

彼は独り暮らしで、小さなアパートだったので、新婚向けの2LDKを借りてくれたそうです。

彼の会社から車で10分のところです。

 

亜希ちゃんは結婚式には興味がなく、披露宴をしませんでした。

なので私は、亜希ちゃんに会うためにお祝いを持って、茨城まで行きました。

彼女が結婚して3か月くらい経った頃でした。

最寄駅まで亜希ちゃんと旦那様が車で迎えにきてくれました。

5月の終わりごろで気候もよく、気持ちのいい風が吹いていました。

旦那様も相変わらず人当たりが良く笑顔がとても素敵!

私は茨城にも少しずつ慣れてきた、と話す亜希ちゃんの笑顔をみて安心しました。

 

ふたりの新居に到着して、部屋に入ると少し違和感を感じました。

私が今まで見てきた、新婚カップルの部屋とはちょっと違っていたからです。

電化製品は全て、旦那様が大学の時に中古で買ったモノのままでした。

ひとり用の冷蔵庫。

薄汚れていて、あまり冷えなくなってました。

 

一口ガスコンロ。

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亜希ちゃんは毎日、インスタに旦那様へお弁当の写真を載せていたのですが、コンロ1つでやってたの?と驚きでした。

 

まな板も百均ペラペラのが1枚、包丁も切れなさそうなものが1本。

食器も買い足した様子はありませんでした。

ボコボコの雪平鍋と傷だらけのフライパン。

もちろん、テレビなんてありません。

 

亜希ちゃんが大好きな緑茶を買ってきたよ、一緒に飲もう!

と言ったら

「お湯を沸かすポットもないし、お茶をいれる急須もないの!結婚して3か月も経つのに、なーんにも揃えてなくて~、ごめんね~」

と、亜希ちゃんが苦笑いしました。

旦那様も何も言わず笑顔でした。

駆け落ちしたわけでもないし、引っ越して1、2週間ならまだしも、もう3か月経ってるのに。

旦那様はどう思っているんだろう。

新婚カップルの部屋といえば、ふたりで選んだ電化製品や家具に囲まれて、イチャイチャ幸せに暮らすという。

そういうイメージがあったので、私の違和感は消えることなくモヤモヤしたままでした。

経済的な余裕がないから、これでなんとかやってるの!という前向きな感じでもなかったし、亜希ちゃんが取り繕ってる感じがしました。

 

その後、亜希ちゃんのお母さんが泊まられた時にガスコンロや羽毛布団、食器などを買ってくれたそうです。

きっと私と同じような、違和感を感じられたのではないかと思いました。

結婚1年後

結婚して1年が過ぎる頃、

「最近ちょっと身体がだるくて・・・」

という亜希ちゃんを元気づけようと、一緒に旅行にいくことにしました。

ゆっくり温泉に浸かれば、身体のだるさもとれそうです!

 

亜希ちゃんと旦那様、私と相方の4人で大きなワゴンをレンタルして出発です。

旅館について夕食の時間になり、お部屋に食事が運ばれてきました。

亜希ちゃんの旦那様は食が細く、好き嫌いが多いようでした。

箸で嫌いなものを摘まんでは、亜希ちゃんのお皿にのせていました。

 

男女それぞれお風呂に入ることになり、私は亜希ちゃんと女湯に行きました。

湯船につかって気持ちもリラックスしたところで

「新婚生活はどう?楽しい?」

 と、亜希ちゃんに尋ねました。

「知らない土地にきて、専業主婦っていうのも寂しいから早く仕事を探したいんですけどね、なんだか1日中だるくて家事が精一杯なんです」

「亜希ちゃん、元々地元が好きだったからね、ホームシックかな?」

土地に慣れてくれば、すぐに仕事がみつかって友達もできるだろうし、とあまり心配をしていませんでした。

 

次の朝、1階のレストランで朝食でした。

約束の時間に降りてきたのは、亜希ちゃんだけ。

旦那様は寝坊したそうで、30分くらい遅れてきました。

亜希ちゃんは私達に一生懸命、謝っていました。

その日は車で観光に出かけました。

亜希ちゃんの旦那様は、車から降りてアチコチ見て回るときには、とても感じがよく人懐っこい笑顔で接してくるのですが、車内ではずっと黙ってゲームをしていました。

せっかく一緒に旅行に来たのに、大人げないなと思ったのですが、車から出て観光する時はとても愛嬌のある人なので、そんな気持ちはすぐに忘れてしまいました。

見た目ってパワーですよね。

帰省

一緒に旅行に行ってから、半年が経ちました。

その間も亜希ちゃんとは、LINEや電話でときどき話していました。

身体のだるさは相変わらずで、最近は頭痛も続く事。

太もものリンパの辺りが痛くて歩くのがツライ事。

旦那様に病院に連れて行ってもらったけど、色々検査しても原因がわからない事。

家事も満足にできなくなっていました。

 

それからしばらくして、ひとりで実家に帰ってきたと連絡があり、亜希ちゃんに会いに行きました。

半年ぶりに会う彼女は、見た目が違っていました。

明らかに身体がむくんでいました。

ほぼ毎日続く原因不明の片頭痛、背中と太ももの激痛に耐えて耐えてやっと帰って来たそうです。

その時彼女は5分も座ることが出来ないほど、体調が悪化していました。

帰りの新幹線で車掌さんを呼ぼうかと、何度も思ったそうです。

 

ソファに横になって、体勢を変えながら今までの話をしてくれました。

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帰省の理由

亜希ちゃんは結婚して茨城に行って、落ち着いたら仕事をする予定でした。

しばらく専業主婦をしながら求人広告を見て仕事を探していました。

旦那様のお弁当を作り、水筒にお茶をいれ、その日にはく靴下を用意して旦那様を起こす。

旦那様が靴下をはいているうちに、その日の服を用意する。

靴下をはいた旦那様が歯磨きをして髪をセットして、用意された服をきて出勤する。

「寝起きが悪い人だし、起きたらすぐに用意して出勤するので、朝の会話はほとんどありませんでした」

 

 

旦那様が帰宅する19時頃までに、掃除や洗濯を済ませスーパーに買い物にいき夕食の準備をする。

旦那様は好き嫌いが激しくて、嫌いなモノには全く手をつけず

「せっかく作ったし、身体のためだから食べてね!というと不機嫌になってしまって、勝手に作ったのに押し付けないでくれ、と言われたんです」

おまけに食が細く、1日1食でもいいというタイプ。

元気にもりもり食べる亜希ちゃんとは正反対だったんです。

毎回、作ったものを残されると悲しくなりますよね。

徐々に亜希ちゃんが作るものは、旦那様が好きなものだけになっていきました。

それもほんの少量。

一緒に暮らした期間で、外食したのは旦那様の好きなピザを3回だけ。

食の楽しみが共有できませんね。

 

食事を済ませたら、すぐにスマホでゲームを始めるのだそうです。

旦那様と少しくらい話がしたい亜希ちゃんは、その横で話かけます。

「ねぇ、仕事はどう?」

「うん」

会話になりません。

でも、

「職場でトラブルなどがあって自分が話したい事があるときは、延々と話しをするんです」

普段は会話が成り立たないのに、自分が話したい話題があるとずっと、しゃべるんだそうです。

 

亜希ちゃんの旦那様は帰宅して、シャワーを浴びて食事をしたら、夜中の3時くらいまで無言でゲームをしているそうです。

知らない土地にきた亜希ちゃんは、リアルに話す相手がいなくて寂しいですよね。

「結婚しているのに、すごく孤独を感じていて、それでも彼の事は好きだったから、分かり合えないモヤモヤした気持ちだけがどんどん溜まっていったんです」

その頃はまだ、身体に異常はなかったそうです。

私が亜希ちゃんのところに行ったのも、この頃ですが、違和感こそあったものの、体調が悪い感じはしませんでした。

亜希ちゃんが結婚して1年後に一緒に温泉旅行に行ったとき、身体がだるいと言っていた症状は今思うとカサンドラ症候群の始まりだったんですね。

どんな事に孤独を感じたか

体調が悪くても、なんとか家事を頑張ってる亜希ちゃんに

手伝おうか?と、旦那様。

「座ったままスマホをいじりながら、画面をみたまま軽い感じで言うから、全く手伝う気持ちが感じられなくて」

うん、ありがとうって答えたけど、それっきりゲームに夢中で動かない。

 

亜希ちゃんが昼間に家にいるとき、何をしていたのか聞かれたことがない

旦那様が仕事から帰って、今日は何してた?というような亜希ちゃん自身に興味を示すような事を聞かれたことがないそうです。

私が1日中、どうしてるのか気にならないの?と聞いたら

「あーそれもそうだね」と掴みどころのない返事だったそうです。

 

まだ、茨城に住みだしたばかりの頃に「週末はどこかに行こうか?」と誘われた事がない

友達を作ればいいとか、そういう問題じゃないですよね。

旦那様と暮らすために知らない土地に来ている亜希ちゃんへ。

そこでしか行けない場所に連れていくとか、そういう時間のプレゼントのような事。

それが全くない。

この話を思い切って旦那様に伝えたら

「行きたいって言わないから」という返事。

でも、ゲームばかりしているから言いづらかったし、面倒くさそうな顔をするだろうなって思ってたそうです。

 

同じベッドで寝ているんだけど、旦那様は寝落ちするまでゲームをやっていて、寝る時間も起きる時間も違いすぎる。

亜希ちゃんがゲームをやってる旦那様の横で、黙って先に寝て先に起きるという生活だったそうです。

たまに、気が向くとじゃれてくる事もあって、それがとても嬉しかったそうです。

寝顔を見ると、やっぱり好きだなあって思ってたそうです。

 

ここに挙げたのは、ごく一部ですが、分かり合える気がしませんね。

亜希ちゃんは旦那様を不機嫌にしないように生活するようになっていったそうです。

決定的な出来事

亜希ちゃんは、日に日に身体の痛みがひどくなっていきました。

横になりながら痛みをこらえて、力を振り絞って食事を作る。

もう掃除まではできなくなっていました。

もちろん、旦那様は掃除なんて自分からやりません。

 

そんな中、彼女が長く使っていたスマホが水没してしまいました。

「買ってもいいかな?」と旦那様に聞きました。

亜希、自分で払えるの?

亜希ちゃんは専業主婦です。

体調が悪くてすぐには働けません。

その言葉にどうしようもなく悲しくなって、なにかが音を立てて壊れていくような感覚になって号泣したそうです。

「結婚してから、旦那様からお小遣いをもらった事は1度もありませんでした」

少しだけ残っている貯金を崩しながら、下着や化粧品を購入していた亜希ちゃんでした。

スマホを買うお金なんて、持っていません。

涙が止まらなかったそうです。

今まで蓄積された気持ちを、号泣しながら全てぶちまけた亜希ちゃんに、旦那様が最初に言った言葉は

 

 

 

気が済んだ?

 

受け止めてはくれませんでした。

彼女はその時初めて、実家に帰ることを決心しました。

実家のお母さんには、元気で楽しくやっていると話していたので、勇気がいる行動だったそうです。

半年間、実家で暮らして

亜希ちゃんから色々と話を聞いて、とても迷ったのですが、この本を持っていきました。

カサンドラ症候群でした アスペルガーな夫との生活と、これから

カサンドラ症候群でした アスペルガーな夫との生活と、これから

 

彼女にこの本を渡したとき、なんの事なのかさっぱりわからないという表情でした。

その後、旦那様はきっとアスペルガーなのではないかと思うと電話がありました。

この本をきっかけに、彼女は彼女なりに色々と調べたようでした。

腑に落ちることが多すぎて、驚いたそうです。

もちろん、これは素人判断ですから、診断を受けないとわからない事です。

でも、これで亜希ちゃんの身体の痛みの原因が自律神経の乱れからくるものかもしれないという推測ができたことは大きな事でした。

実家で暮らすうちに、亜希ちゃんの体調は少しだけ改善しました。

茨城に戻って

実家で半年、過ごした後に亜希ちゃんは茨城に戻りました。

部屋に戻ると急に頭痛がして吐き気がしたそうです。

亜希ちゃんは旦那様に自分の気持ちを伝えるために、手紙を書いていました。

前は感情的になってしまったから、手紙なら大丈夫だと思ったそうです。

亜希ちゃんは旦那様に手紙を渡し、その横顔を見ていました。

 

一緒にいるのに、ひとりでいるような感覚がとても寂しかったこと。

夫婦として、支えあっている感じがしないこと。

何かお願いすると、面倒くさそうにされるから我慢してしまうこと。

そして、それは旦那様には悪気はなく脳のつくりではないか、ということ。

傷つけてしまわないように。

攻撃と感じないように。

何度も何度も書き直したそうです。

 

 

読み終えて、旦那様は「亜希の気持ちはわかった、でも俺はそんなんじゃないよ」と言ったそうです。

そんなんじゃない、というのは、アスペルガー症候群ではないということです。

「そうだね、考え過ぎだね」と亜希ちゃんは答えたそうです。

ここなんですよね。

私達の場合は、相方が時間をかけて受け入れてくれました。

心療内科で診断され、アスペルガー症候群である自分と向き合いながら、人の気持ちが理解できるように自分なりに努力しています。

だから私も彼のその姿を見て、アスペルガーという特性を理解しながら、時には揉めることもありますが、どうにか仲良くやっています。

問題はアスペルガー症候群かどうかではないんですよね。

お互いのことを理解して、より良くしていこうという気持ち。

夫婦として心を通わせて一緒に仲良く暮らしていきたい。それだけなんですよね。

現在は

それから3か月後、亜希ちゃんは茨城で体調がどんどん悪化して、また実家に戻ることになりました。

旦那様は何も変わらなかったそうです。

今は、実家で療養しています。

まずは身体をしっかり直して、これからの事を考えるそうです。

 

長くなってしまいました。

ここまで、読んでくださって本当にありがとう!

 

  1番最初の記事から読んでみませんか?

 

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