茶番劇バーリスク

眼鏡が大嫌いなので近視で裸眼のまま仕事をしていたら絶体絶命!

投稿日:2017年3月20日 更新日:

眼鏡が嫌い

眼鏡が嫌いなんです。

そういう人、多いでしょ?

私、両目ともに0.07くらいで近視なのですが、普段は裸眼で生活しています。

似合わないんだもん。

じゃコンタクトレンズはどうなの?というと・・・

初めましての方も、また来てくださった方も、こんにちは!

 

使い捨てタイプのコンタクトレンズ、ワンデーを2日、3日と洗って使っていたら、さすがにね。

「あなた、ワンデーの意味、知ってますか?」って言われたわけです。

もちろん、1日って意味だってことくらい、知ってますがな。

 

でもさ、綺麗に洗えばね、3日くらいならイケるかなと、浅はかでしたね。

気のせいかな、コンタクトの端っこが少しフリルに、よれてたのね。

時々、瞬きして目の上にいってしまうのは、そのせいね。

これはやっぱり、名前の通りワンデーが限界なんだなと。

不衛生ですしね。

 

でも、経済的にきっつい。

1日使ってポイはお金がかかりますよね。

 

 

てな訳で、裸眼生活が始まって、かれこれ10年。

 

1m以上先の人々の顔がみんな肌色にしか見えなくて表情が曖昧なんですよ。

ぼんやりと眉毛と目、鼻、口があるのがわかる程度。

 

表情が曖昧ってことは氏名、年齢がわからない。

そう、つまり誰だかわからないってことです。

 

あ、池田さんだ!「おはようございまーーす!」

と、大きく元気な声で、5m先から駆け寄ると、見事に人違い。

池田さんはもっと向こうにいるんだよってばかりに

池田さんもどきの横をすり抜けて、できるだけ遠くまで走る。

 

黒いワンちゃんを抱いてるご婦人に

「可愛いワンちゃんですね~ダックスですか~?」

とニコニコして近づくと、どっからどう見ても完璧な猫だったり。

 

あ、そうそう。

近所にいつもハスキー2匹と散歩してるおっちゃん2人がいるんですけどね、

ある日、片方のおっちゃんがスカートを穿いててビックリ!

ちょ、おま!

遅咲きのオネエかよ。

と、小声でつっこんでよく見ると

おっちゃんみたいな、おばちゃんだったのよ。

短髪のパンチパーマだと思ってたけど、おばちゃんパーマだった。

くるっくるの。

もうね、こういった類の人違いは年中無休なんですけど、

 

知ってる人なのに、誰だか識別できずに無愛想な態度をとったら嫌だなって思うから。

自宅から一歩、外へ出たら、無差別に誰にでも愛想を振りまいていますよ。

天皇皇后両陛下かって。

なんなら片手を軽くふっとけよ、つって。

だって、女は愛嬌でしょうよ。

 

で、そんな中、先日職場に偉い人が来ましてね。

諸事情で応接室がなくなりまして。

しかたがないので会議室で、ひとりひとり面接となりまして。

 

無機質な会議用テーブルとイスが並んでます。

上座も下座もない感じで。だだーっと。

 

応接室ならね、ソファがあるんで座る場所っておのずとわかるけども。

 

これが会議室ともなるとさ。

お偉いさんに対して対面に課長が座ってまして。

その課長の横に座ってね。

順番にお話しを聞くんですって。

職場の環境とかね。

 

で、「山倉ちゃん、後で呼ばれたら入ってね」って課長に言われたので、私、初めてだったし。

優しくしてねって、ドキドキして待ってました。

 

しばらくして「山倉君、入って」と、いつになく気取った低い課長の声がしたんで。

 

がってんでぃ!と、ささっとドアの前に立ち。

ひと呼吸おいて静かにトントントンとノックを。

 

完璧だわ。この立ち振る舞い!

「どうぞ」の返事ににハキハキと「失礼します!」つってさ。

華麗な身のコナシでね。

ドアを閉めるときにはそっと左手を添えてと。

 

おっけーおっけー。

なかなかのイイ女を演出できてますよ。

 

さて、ゆっくり皆様のほうを振り向いて、優雅に着席しようかな。

あら?

 

皆さん、思ったより遠い位置にお座りになってる!

どっちが課長だ?

 

全く見えねぇ。

 

全部、同じオッサンの顔。

 

参ったな、こりゃ。

どっちの横に座ればいいの???

 

ぼやけてる。

お偉いさんったら、背格好といい髪の長さといい、ほぼ課長と同じ。

君たちは双子か!ちょっと、ちょっと、ちょっと!


ザ・たっちの「おもしろネタ披露」

いやいや、ザ・たっちとか、この事態でいらないから。

 

おいおいおい!

識別不能な絶体絶命。

プレイバック!

どっちに座ればいいんだよーーー。

 

カチョー!助けて、私を呼んでぇ。

僕はここだよ、と言ってぇ。

 

思いっきり目を細めてみたけれど、やっぱ君たち双子だわ。

 

えーーい、茶番はこれまでよっ。

こうなったら一か八か。

無謀な賭けに出たね。

 

こっちだーーつって、右に決めた!

なんで右かって、利き手だからね。

いざ!

沈黙を破って、突撃だ!

山倉、いきますっ。

ダダダダ、しゅっと座った!

どうだ!

「山倉君!!」

「君はなんで、理事長の横に座るんだ!」会議室に響きわたるカチョーの声。

右を向いたら、30㎝先にお偉いさんの顔。

 

見合わせて、えっ?ってなった。

あ・・・ど、どうも。

 

そっから課長が、これに乗れ~つって、これに乗って切り抜けろ~つって。

とっさに助け舟を出してくれた。

 

「キャバクラと間違ったんだよね!?」

 

 

\ ボッカーン /

爆弾、投下かよ。

助けてなーーい。

全然助からなーーい。

※キャバクラで働いた経験は残念ながらありません。

 

 

【後記】そこから私がどうしたかっつーとね。

無言で、すくっと立ち上がって課長の横に座り、なかったことにした。

 

したつもり、だったのですけどね。

そのお偉いさんは全国あちらこちらで、自分の横に座ったやつがいて・・・と話していた模様。

「ねぇねぇ、横に座ったってのはアンタ?」と聞かれるたびに話が大きくなってることを実感。

元キャバ嬢の山倉は接待ばりに隣に座ったらしいぜ。

てなことに。

近視で裸眼生活をしなけりゃ、こんなことにはならなかったわけで。

眼鏡は正義であーる。

お付き合いくださり、ありがとうございました^^

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