パワフルよもやま話

真夜中に見知らぬ携帯番号からの着信に驚愕した日のこと

投稿日:2017年3月27日 更新日:

見知らぬ人からの電話

皆さんはタイムラプスをご存じですか?

動画の早送りみたいなもんですね。

相方は当時、GALAXY S7を使ってました。

カメラの性能が気に入ってて、そのタイムラプスで撮影ができるんです。

朝日や夕日を撮影するのにハマってたんです。

真夜中の見知らぬ着信と、どんな関係やねん!って思ってるでしょ?

あの日、ちょっくら遠出して、朝日が昇るところを撮影しようと、相方は夜中の2時半くらいに出かけていきました。

早めに着いたらランニングでもやってこよ~なんてね。

当時は11月でした。

とはいえ、朝晩は冷え込みます。

そんな中、綺麗な朝日が撮りたいだなんて、

「まったくアンタも好きねぇ~、お気をつけて~」

とベッドから軽く手を振りながら、寝落ち。

私ね、寝つきがいいのが自慢なんです。

 

そっから朝まで一切目が覚めないのが、いつもの私なんですが、なぜかその日は直ぐに目が覚めて。

少し寒かったんですよね。

ぶるっとしまして。

薄着で出かけた相方の事が急に気になって

「寒くない?」と一言、LINEしてまた目を閉じました。

車で走行中ですからね、

すぐ返事がなくても全然、全く不思議じゃないのですけど。

でも、なんとなーく、気になったんです。

ソワソワソワ。

なので、また10分後に

「聞いてる?!!!!!」

呼んでる感を感嘆符を5個で演出して、もう1度LINEしました。

 

そわそわ感マックスで、スケさんからの返事を待ちながら、iPhone画面のごちゃごちゃアプリ達を眺めて、こりゃ整理しなきゃな、と思っていると、

いきなり着信!

 

返事きたーーーーと思ったら

全く知らない電話番号。

見たことも聞いたこともない番号。

 

こんな時、皆さんはどうします?

電話に出ますか?夜中ですよ。

そんな時間に知らない携帯番号からの着信って、なんだか気持ち悪いですよね。

 

電話番号が表示された画面を見ながら、かなり迷ったんだけども、鳴りやむまで放置しました。

酔っぱらいの間違い電話かな?なんてね。

過去にそういう経験がありましたから。

「あ、美咲ちゃん?オレオレ。いや~久しぶり!」

「あの、間違ってますけど。私、美咲って名前じゃありません」

真夜中の寝静まった時間に、こんな電話。

クソ迷惑だっちゅーの。

また、こんなんだったら面倒だしな。

ようやく電話が鳴り止んだんですが、なんだかさっきのソワソワ感が増し増し。

なので相方にすぐに電話をかけることにしました。

 

1回目のコールでまだ出ない。

 

2回目のコールでも、まだ出ない。

 

3回目のコールも4回目のコールもでない。

 

不安噴火5秒前。

5回目のコールでもでない。

 

6回くらいのコールで、出た!

やっとでた!

 

「もしもし」って言ったら、すぐにブチっと切れちゃった。

え?なんで?

 

なんとなく、ざわざわと人の声がしたような...と、思っていたら、すぐに折り返しかかってきたんです。

おいおい!ったく、心配かけんなよ。

 

「もしもし」と私が言うのを被せてきた聞き覚えのない声

だれ?

は?まさか、スケさん何者かに拉致された?

こ、これは犯人からの身代金要求?

犯人

「奥さんですか?」

と、なんだか慌てた声。

 

 

「あ、は、はい...」

 

 

犯人

「ご主人が高速道路で接触事故を起こされました」

 

 

「え?」

 

 

(これ、もしかしてオレオレ詐欺じゃね?

ご主人に代わります!とか言って、

「梨子~、オレオレ!事故起こしちゃって、お金が必要だから、これから言う銀行に振り込んで~~ってか?

そんな簡単に騙されないからね!)

 

そして・・・

 

 

その声の向こうから聞こえてきたのは、けたたましく鳴り響く救急車のサイレンの音。

 

は?マジか?

さっきの見知らぬ着信は救急隊員?

なんか悪い夢見てる?

現実なの?

何がなんだか、さっぱりわからないまま、半信半疑で指定された救急病院へ向かいました。

病院につくと、相方はまだ検査中で面会できませんでした。

 

警察の方がきて事故状況を図に書いて説明してくれました。

 

高速道路で3車線目を走行中にトラックに追突され、右に飛ばされ中央分離帯に突っ込み、横転してまた車線に戻り、2車線目のトラックと衝突したとのこと。

 

スケさんは私の軽自動車に乗っていました。

車は大破して運転席以外、跡形もないそうです。

 

 

警察官

「ところで、奥さん。ご主人はひとりで運転されていましたか?」

 

 

「え?どういう意味ですか?」

 

 

 

警察官

「あ、いや・・・その・・・同乗者を見たという人が・・・」

 

 

はぁ?

 

 

目が飛び出したよね。

鬼太郎のオヤジかってくらい、ビョーンって飛び出したよ。

はぁ?って言ったっきりアゴが戻らないかと思ったわ。

おいおい、なに、これ。密会?

 

いますぐ検査中で横たわった相方に馬乗りになって、首を絞めてやろうかと思ったね。

このクソ豚野郎!!!

それから面会まで待つこと1時間。

夜中に出かけて誰かに会うつもりだったなんて、マジ氏ね。

もう、ここで氏んで詫びろ。

考えれば考えるほど煮えくり返る。

 

歯ぎしりしながら、事実確認の時を待っていた。

 

裏切者には、きっちり落とし前、つけてもらうぜ。

 

覚悟しろ。

 

 

警察官

「あの、お、奥さん・・・」

 

 

 

「なんですか?!」

 

 

警察官

「2台目のトラックの方の証言で、ご主人は50キロで走行していたらしいのです。中に入ったら、その理由を聞いてくれませんか?」

 

 

「そうですか、わかりました」

 

 

もう、そんなんどっちでもええわ的な返事して、突撃の時を待っていた。

いや、ここ本当は大事なんだけどもね。

高速道路だよ。

ゆっくり走ってんじゃねーか。

なにがあったんだよ、いったい!

そしてやっと面会。

 

突撃ーーーーーあんど馬乗りーーーー!

 

てなわけには、いかないね。

放心状態で上を見ている相方がいた。

 

あれだけの事故だったのに、特にひどい外傷は見当たらない。

 

頭を強く、打ってるとか?

記憶喪失にでも、なってたらどうしよう。

私の顔をみて、誰?とかいったりするんじゃ・・・

他のオンナの名前を言うんじゃ?・・・

 

 

 

医者

「右の肩甲骨、それから肋骨が3本折れています。それから・・・」

 

 

それから?それから、なに?無駄に溜めないで、センセー!

 

 

医者

「CTを全身撮りましたが、特に異常はありません」

 

 

よかった、頭も大丈夫みたい。

「奇跡ですよね」と看護師。

 

スケさんは家に帰りたいとか、言ってるし。

いやいやいや、いくらなんでも、後遺症ってもんがありますからね。

週間は安静ですよね。

顔に切り傷もありますし、頭も少しケガしてますからね。

 

 

 

ていうか、おいコラ!同乗者って誰だよ?!

なんで、高速道路でタラタラ走ってたんだよ!なにやってんだよ!!

あーーーん?

結局、同乗者はいなかった。

 

よく考えると、あんだけの事故で同乗者がいたら一緒に搬送されるだろ。

 

同乗者疑惑に1番、びっくりしていたのは相方本人で、あれだけの事故から誰かが守ってくれたような感覚があったと話してた。

まあ、この世の人ではないようなので、今回は許す。

 

じゃ、なんでタラタラ走ってたわけ?

 

高速道路に乗る前に、マックの明かりをみたら、急に食べたくなっちゃって。

 

ドライブスルーでビックマックとポテトのLとコーラを注文した。

なんだか久しぶりのマックが美味くて美味くて、すんごい勢いで食っちまって。

それから高速に乗ってしばらく運転していたら、急激に食べたせいか・・・

少しずつ気分が悪くなってきて。

うっ!おえっ!

これはマジでヤバいやつ!

おえっ!吐いてまう~!!!

ああ、もうダメ・・・

おぇっおぇっ

と減速しながら左に寄ろうと・・・

相方の記憶はここで消えていました。

マックが悪いんじゃないからね。

いや、でも金輪際、マックは禁止するけどね。

 

後で考えたら、私がLINEをした時、まさに衝突した時だったんじゃないかと思います。

虫の知らせってやつ?

あるんですね。

それから、相方は激しいめまいと吐き気が続き、起き上がることができなくなり、2か月の入院生活を送ることになりました。

 

ひどい外傷がないといっても、追突の衝撃でそういった症状が続くことがあるそうです。

あれから、車の運転ができなくなりました。

トラウマになっているのかもしれません。

今はリハビリのため、毎日通院しています。

 

どうか皆さんも、交通事故にはくれぐれもお気をつけて。

最後まで、お付き合いくださりありがとうございました。

 

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