昨日、相方の2年ぶり3度目のパニック発作について、記事を書きました。
飛び降り自殺未遂。
いや、マジこれ、笑えません。
詳しい事は、こちらに書いています。
いつになく神妙な文章です。
-
-
パニック発作で飛び降り自殺を図ろうとした
あれから10日が経ちました。 揉みあった時に内出血して、あちらこちらにアザができました。 今も、くっきりと残ったままです。 さすがに今回ばかりは、もうダメかもと思いました。
神妙になりすぎると落ちてしまいますから、今日はいつもの感じで書きたいと思います。
相方が飛び降り自殺を図ろうとベランダに走り、塀に両手を置いて上がり、右足をかけようとした瞬間に、思いっきりシャツの背中を引っ張り、ひきずり降ろしたんです。
ふたりして、ドッスンガッタン。尻もちをつきました。
いってぇ。
必然的に、相方が私にのしかかるポジションでね。
クッソこのデブが!なにしてくれとんじゃ!と思ったよね。
重いんじゃ!つか、こえぇよ。
いきなりベランダまで走って、飛び降りかよ。
怖すぎる。無謀すぎる。
これ、絶対、あの世で後悔するやつ。
今だから、こんな風に少しカジュアルに話ができますが、命がけでした。
マジで。足がガクガクしました。
そんな昨日の記事を読んでくださった方々から、温かいメッセージを沢山いただきました。
本当に本当にありがとうございます。
実は、この5年間で、相方の自殺未遂はこれで3回目。
ぶっちゃけ、今回よりも前回のほうが、ずっとずっと怖かった。
あれは、うつ病で休職する直前のこと。
だから、約2年くらい前。
今のマンションに引っ越す前の出来事。
ふたりで同じ方向に出勤していたので、時々、車で行くことがあったんです。
ほら、寝坊とかしちゃったりね。
相方を途中で降ろすので、運転するのは私。
たわいもない話をしながら、のんびり出勤していたんです。
いや、出勤しているつもりでしたが、徹夜や残業続きのスケさんでしたから、身も心もひどく疲れていたんでしょうね。
そもそも、我慢をさせたら日本一じゃね?ってくらい、我慢をする人。
小学校、中学校、高校と無遅刻無欠席。
風邪でも発熱でも学校は子供の仕事と親に言われていたとか。
当然、仕事もそのノリです。
欠勤なんてとんでもない。
どんなに辛くても頑張るんです。
這ってでもいく意気込みです。
真面目か!
そんな相方に、人生のらりくらりの私がポロリと
「もう、そんなに仕事が辛いなら、辞めたらいいじゃん」
その一言に、めっちゃキレて大声で怒鳴りだしたんです。
どうせ、誰の役にも立たないよ!
部長には、いつもバカとかアホとか言われるし!!
消えていなくなってやるよ!
こんな調子でわめきだした。
我慢が爆発したってやつ。
元気に楽しく出勤と思っていたのに、めんどくせ~、これが私の本心でした。
毎度毎度、こんなんじゃテンション下がるし、楽しくない。
だから、助手席での大騒ぎを適当に対処しながら車を走らせていました。
わかった、わかった。危ないから少し静かにしてね。
安全運転が第一ですから。
カタ・・・
というドアのロックを外す音がして、
いきなり、フワッと左側のドアが開いた。
時速50キロで走行中です。
3車線の真ん中です。
相方はそのまま左足から降りようとして。
もう一度言いますが、普通に走行中です。
腰をあげ、走行中の車から降りようとする相方の腕を掴み急ブレーキ!
どんなカーアクションだよ。
隣の車線の車のボンネットにでも、飛び移る気ですか?
スタントマンかよ。
後ろの車もビックリです。
おいおいおい、ここで急ブレーキふむ?って。
絶対言ってるよ。
マジで追突5秒前。
あのまま走行中に降りたら、どうなってたの?
間違いなくひかれてる。
こんな意味不明の行動にでる時の相方って、なんか乗り移ってる顔してるんですよ。
目がすわってるとでもいうのか。
どうみても正気じゃない。
ぞっとしますよ。
死ぬ!死ぬ!死ぬ!を繰り返す。
真ん中の車線に、ガス欠のように停車したままで、左のドアは半開き。
後ろから車が迷惑そうに押し越していきます。
そのドアを運転席からぐーっと手を伸ばして、よいしょっと閉めた。
相方は、それでも乗り移ったようにわめいてる。
死ねばいいんだろ、いなくなればいいんだろ!
もう、覚悟決めたよね。
あーーー、もう!!アンタ、マジうるさいっ!!
仕事に遅刻するだろが、ボケ!!
と怒鳴って、渾身の力をふりしぼり
パシーーーーン!!!
平手打ち。
相方の眼鏡が車の窓から隣の車線に飛んでった。
正気に戻ったような、驚いたような、キョトンとしてるような、なんだかわからない顔の相方を乗せたまま、車を動かした。
そして、1番左の車線に移り、いつも相方が降りる場所で引きずり降ろして、私は仕事へと向かいました。
もちろん、淡々と書いてるけども、相方を降ろしてから、安心感からか、逆に震えがきたし。
あの時、少しでも腕を掴むのが遅れたらと思うと、本当に怖くなりました。
でも、この時、気が付いたんです。
相方の自殺未遂は私のそばで行われるってこと。
だから、パニックになった時は、できるだけ早く、離れるのが正解。
危ないとか、止めてとか、そんなこと言いながら近づくと火に油。
去年の11月に相方が追突事故に遭ったとき、追突したのか、追突されたのか、何がどうなったのか、わかりませんでした。
ただ、相方がケガをしているという事だけ知らされて病院に行きました。
まさか、自殺?
一瞬、そんなことが思い浮かんだけれど、人知れず自殺するような体質ではありません。
彼は巨大な承認欲求からパニックになり、コントロールできなくなり未遂に走るのです。
もっとも承認して欲しい人の前で。
だから、相方がパニック発作を起こす原因が私にもあると思うのです。
そもそも、アダルトチルドレンなんです。
ミスターではありません、とお決まりのボケを書いたところで。
また、この辺りのことは、後日お話できたらと思ってます。
お付き合いくださり、ありがとうございました。