皆さんは「海街diary」を観ましたか?
この映画のジャケットは4人で海を見ていたり、縁側に座っていたりとあまり特徴のないものだったので、私は今まで特に興味を持ちませんでした。

この映画、アマゾンのプライムビデオで98レビューで★が4つだったので、ちょっと観てみようかなと思ったんです。
このジャケットに魅力を感じなかったというのが正直なところ。
何がそんなにいいんだろうと。
舞台は鎌倉。
鎌倉が舞台といえば、「最後から二番目の恋」というドラマがありましたよね。
キョンキョンと中井貴一さんの掛け合いが面白かったアレです。
その時も「極楽寺駅」が最寄り駅でした。
海を散歩したりするシーンも沢山ありました。
この「海街diary」も古民家と極楽寺駅と海がよく出てきます。
この二つの物語を観ていると、鎌倉ってところに住んでみたくなりますね。
江ノ電にも乗ったことがない私は、ただただ憧れております。
海街diaryの長女を演じる、綾瀬はるかさん。
天然ボケで有名ですが、この映画ではしっかり者で気が強い長女です。
すこしシャクれたアゴがしっかり者をなお一層しっかり者に見せる効果を感じました。
凛としてて、とても良かった。
次女を演じる長澤まさみさん。
身体を露出ぎみの服や仕草で、酒と男が好きなちょっと軽い女を表現されてました。
三女の夏帆さん。
ぽわっとした感じで姉たちにパシリにされてる三女の感じがとても似合ってました。
そして、広瀬すずちゃん。
文句なしに初々しくて可愛い!
三姉妹の妹として、鎌倉にやってくるわけですが。
この女子寮のような生活が、なんとも楽しそうで。
朝のバタバタした時間も、みんなが仕事から帰ってくる時間も温かい。
自分の帰る場所、自分の居場所。
コタツを囲んでいたり、縁側で梅の実をとったり、お昼ご飯を食べたり。
「コタツ」も「縁側」も家族の温かさを描くのには、もってこいです。
この映画で、それぞれ4人の家以外の出来事も描かれています。
職場や彼氏のことです。
すずちゃんは学校ですね。
桜の美しさ、紅葉、夏の花火。
それぞれの想いを季節にのせて、とても綺麗な映像でした。
「生きてるものには、みんな手間がかかる」というお婆ちゃんの口癖も、この映画の中で描かれる人たちの心の複雑さを象徴しているなと、思いました。
さて、ここからは私の勝手なレビューです。
まずね、四人姉妹はいいなって思いました。
なにも四人でなくてもいいんですけどね。姉がいるっていいなと。
私ね、役に立たないクソ小汚い弟しかいませんからね。
姉がいる人がほんと、羨ましくて。
妹じゃダメなんです、あくまで姉ね。
この映画でもあったんですけど、姉の服を勝手に借りる妹。
まだ、1度も着ていない服を平気で借りてました。
私服の数が多くなるのって、女子には重要なことですよね?
学生の頃ってのは、数が多いととっかえひっかえ着れるわけですから。
ちょっとドヤ顔なんですよ。
姉妹だったりすると貸し借りができるんです。
これがもう、羨ましくて。
単純に服の数が2倍になるんですよ。
なんで、お前は男なんだよって弟を恨みましたからね。
弟から何か借りたことがあったかなと、考えてみたんですけど。
なんもねー。ひとつもねーの。
ユニセックスな弟なら、まだよかったんですけどね。
身体を鍛えるのが趣味なやつでね。
でも私、プロテインとかいらないし。
バーベルもいらない。
それから、この映画は先を考えたらいけない気がします。
というのは、古民家に四人で住んでるわけですけど。
1番下の妹として迎えられた、すずちゃんは15歳。
現実的なこと言っちゃってすみませんね。
でもね、これからお金がかかる時期ですよ。
伯母さん役の樹木希林さんが言ってました、子供を育てるって大変な事よって。
長女は看護師で次女は銀行員、三女はスポーツ店。
すずちゃんが22歳まで7年あるわけです。
長女は29歳らしいので36歳になっちゃうじゃないですか。
次女は22歳、三女は19歳。
全員、何年か後に嫁にいってもおかしくない。
それぞれ、家庭をもった状態になったら、すずちゃんどうなるの?
と、オバチャンね、心配ごとが尽きないのよ。
後もうひとつね。
この映画に登場する人達が、いい人ばっかりでね。
鎌倉の街には、いい人しかいないのではないかと思ってしまう。
もう、誰もかれも優しいの。
嫌な感じの人がひとりもいないの!
しいて言えば、坂口健太郎君がダメンズだったくらい。
いや、わかってますよ。
そんなこと、ありえないってこと。
だって、みんな日々の生活で、嫌な上司や同僚に泣かされてるわけだもの。
私もそう。
映画を観てる間は、その事に気が付かなかった。
観終わった時の清々しい気持ちは、なんなんだろ?って考えたらね。
鎌倉の美しい景色と、包み込むような優しい人達に癒されてたんです。
じわじわとね。
この映画に癒されたい!観てみたい!って思ったアナタ!
アマゾンのプライムビデオで観れますよ。
アマゾンプライムの会員になるには年間3900円です。
月々325円ということになりますね。
現在は月々400円を払うというテもありますが年間3900円を払うほうがお得ですね。
アマゾンで何か商品を買うとすぐに元がとれちゃいます。
プライム会員は「プライム」と書いてある商品を注文すると2000円以上なら送料がタダになったり、100万曲以上が聴き放題のプライムミュージックも利用できるんです。
まずは1か月の無料体験をおすすめします!
プライムビデオで、おすすめの邦画は色々あるんですけども。
「カラスの親指」
この映画は2時間40分と、かなり長いですけどね。
おやおやおや、あらあらあらという展開で、長さを感じる暇もない。
それから、「鍵泥棒のメソッド」
殺し屋と貧乏役者が入れかわる、ハラハラドキドキコメディです。
もうひとつ出すなら「アフタースクール」ですね。
木村という人を探す事から始まる物語で、どんどん引き込まれます。
大泉洋さんの最後のセリフがいい!
と、いうわけで今回は「海街dairy」のレビューでした。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
\ 月額933円 /