発達障害ハイライト

診断済大人のアスペルガー症候群の夫が対人関係を悪化させる原因を考えてみた

投稿日:2017年3月22日 更新日:

発達障害

もしかしたら、私、アスペルガー症候群かもしれない。

そう考えている人は少なくないそうです。

そもそも、非アスペルガーとの境界線はハッキリひかれているわけではありませんし。

アリよりのナシだったり、ナシよりのアリだったり。

「アスペルガーかもしれない」と思う理由はなんですか?

 

コミュニケーションが苦手だから?

私のパートナーは心療内科で「診断済みのアスペルガー症候群」です。

アリよりのアリです。完熟です。立派なコミュニケーション障害です。

ええ、それはビンビン感じてます。

 

出会った頃に「会話のキャッチボールができないぞ、この男!」

と思ったことが、コトの始まりでしたから。

 

当時は全然、話を聞いてもらってる感じがしなくて。

不完全燃焼。モヤモヤが心に残るつーか。なんか寂しい。

 

この掴みどころのない感覚はなんなのか、それが会話、というか相方の返答にあることが、判明するまで時間がかかりました。

だって、そりゃね、ぶっさいくだけど、特に見てわかるような「障害」は無いわけだし、普通に仕事をしていたし。

ていうか成績はかなり良いほうだったし。

 

例えば、こんな会話。

怒り顔

「今日さ~、課長がね、あの会議はこうこうこうで、って私に言うからさ~、いやいや課長!それは違いますよ。これこれこういう事なんですよって返事したらね、鈴木さんが横から割り込んできて、すっごいドヤ顔で知ったかぶり!いやいや、そんなこたぁ、わかってますって思ったわ~」

「でも、解決したんでしょ?それならいいんじゃない?」

 

 

え?の顔

「・・・・。」

と、まあこんな感じ。

 

 

 

確かに話は「会議の問題点」に沿ってるわけですけど、そこじゃないよね。

解決したか、どうかじゃないのよね。

大切なのは、私の気持ち。

そう、それに共感して、その気持ちに寄り添っての言葉がほしい。

それが会話ってーもんでしょーよ。

コミュニケーションだよ。

できれば習得してほしい。

コミュニケーションが円滑にいく力。

 

一般的に男性はこうありがち。

女性は共感、男性は結論ってね。

いやでも、私の知る限りの男性は確かに結論重視ではありましたけども。

ここまで、ポン!と一言で済ましてしまうような。

まるで流れ作業で文書にシャチハタを押すような。

聞いてない感があるんです。

 

わかってます。脳の作りが違うことも!

だからって、渋い感じで「自分、コミュ障なんで」つって、そこで成長をとめてほしくない!

アンタの自己満足だろ!!って言われても諦めたくない。

私だって、ナマミの人間だもの。

だよねぇ、そうだよねぇ、と共感してもらってストレスが解消されるのだよ。

人形と話してんじゃねーんだよ。

 

アナタなら、どんな返答をしますか?

 

気持ちに共感する返答って、どんな言葉?

「そっかぁ、鈴木君、うざいねえ。」とか「もっと課長にしっかりしてほしいね!」とか。

でしょ!でしょ!そうでしょ!って言いたくなるような、気持ちをしっかり受け取ってくれたことがわかるような返答ね。

そしたら、スッキリするんだよねぇ。

ついでに言うと、会話でもっとも大事だと私が勝手に思ってる「あいづち」が全然ない。

私の話が終わるまで、無言。

人の目を見て話しを聞くのが苦手。

目を見て話すっちゅーのは、ちょっと高度かもしれないので置いといて、「あいづち」くらいやろうよ。

うんうん、そうなの!へーーえ。まじで?ほほぅ!わぉ!そっか、そっか。

アナタの話、ちゃんと聞いてますよって合図なんだよね。「あいづち」ってのはさ。

話の表面しか理解できず、その話の中にある話し手の気持ちに共感する言葉で返事ができない。

全くうなずかない。これじゃ、話してる人はモヤモヤしかないよね。

ここなんですよね。また、話したいと思わないですもんね。

コイツに話しても、気分が悪いってなっちゃう。

対人関係を悪化させてしまう。

かと言って「相手の気持ちに寄り添う返事」をいきなり要求しても無理です。

今まで、こうして生きてきたんだもの。

共感する言葉は引き出しの中には入ってないわけです。

もうね、セリフとして覚えるしかないね。

「あぁ、それは辛かったね」

「悲しかったでしょう」

「よく頑張ったね」

「すごく嬉しいよね!」

まずは、この共感カードを返事のどこかで使う練習です。

本人にとっては、それはそれは試練です。

もうね、大人の英会話教室に匹敵すると思う。

新しい言語を覚えるくらいの圧倒的プレッシャー。

でもね、無人島で独り暮らしなら、このまま今のままでいいと思う。

そうもいかないっしょ。

仕事でも、家庭でも、人間に与えられた言葉を使って、意思の疎通をはかるわけだし。

セリフとして覚えて、使いどころを知って、その言葉を出すんだよ。

この練習をやろうじゃないか!

これを習得すれば、対人関係が改善されるって!

そうやって本人のためだと言いながら、かなりの割合で私のためでもある。

だって、1番近くにいて1番話をするのは私なんだもの。

エゴなのかもしれない。

でも、諦めたくないんです。

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